駄文型

意識低い系エンジニアの日記です。

1日たった30分×2ヶ月でTOEIC600点を獲得!できなかった話

600点を目標にしていたがダメだった。TOEICは甘くなかった。Web上には○ヶ月で300点アップ!みたいな成功事例ばかり集まっていて,失敗事例の詳細な情報が少ないという経営学ケーススタディみたいな状況になっている気がするので,反省の意味を込めて僕の失敗事例をまとめようと思う。

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MacBook Airのストレージ空き容量不足解消のためにやったことまとめ

僕は解脱のために64GBのMacBook Airをメインマシンとして使用するという苦行を学生の頃から続けている。基本方針として写真,音楽,動画などのファイルを一切ローカルに置かないという方針でやっていたのでしばらく容量がカツカツになることはなかったが,やっぱり長く使っているとそれでも64GBという容量ではかなり辛くなってきたので,今回対策を打つことにした。本当に全然大したことはやってないが,一応メモとして残しておく。実施したものと削除容量は以下の表の通り。

内容 容量
1 iPhoneバックアップの削除 2GB
2 iPhoneAppの削除 2GB
3 iPhotoのキャッシュ削除 8GB
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世界とトイレ -僕がトイレについて思うこと-

今日も会社で快便だった。めっちゃでた。出社前に自宅できちんと済ませておいたのだが,それでも出た。めっちゃでた。僕の便量はとっくに僕の認識を超えている。めっちゃでた。

会社の便座に座り,排泄に勤しみながら僕はいつも世界のことを考える。今日はトイレのことを考えていた。僕のし尿をいつも黙って受け止めてくれるトイレ。なんと愛しいのだろう。僕はトイレという空間が好きだ。

このトイレは下水道につながっているはず。当然僕の便はこの後下水に流れることになる。下水道につながっているのはなにもこのトイレだけではない。すべての水洗トイレは下水道につながっているはずだ。ということは僕が今座っているこの便器も,他のトイレとつながっていることになる。今この瞬間,誰が便座に座っているだろう。用を足している人はどんな表情をしているのだろう。そのトイレは不快だろうか,快適だろうか。

僕はトイレを通して世界とつながっている。男も女も,若者もお年寄りもみんなトイレでつながっている。皆のし尿は平等に下水に流される。昨日寒い中家路を急いでいたサラリーマンやOLも,元気に友達と挨拶を交わしていた子供たちも,電車で英語を必死に暗記していた女子高生も,みんなトイレで用を足す。そのとき,トイレを通して人々はつながっている。閉鎖された孤独な空間でありながら,人と人とをつなぐ役目を担っている。それがトイレだ。

僕はいつものように尻を拭き,水を流した。便は世界へと旅立っていった。

トイレの神様

トイレの神様

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契約がいい加減だから客の要求が膨らむんじゃないの?

通勤や帰宅の時間帯に電車が遅れたとき,僕はよくTwitterを見る。Yahoo!のリアルタイム検索で路線の名前を検索して,電車がどのくらい遅れているかを確認する。そのほうが鉄道会社のサイトを見るよりも,情報が早いし量も多い。どの駅でどのくらい遅れているかがわかるので,自分が乗りたい電車にいつも通りに乗ろうとするとどのくらい遅れてしまうかがなんとなく予測できる。

その中でよく出てくるのが,遅延に関する怒りをぶちまけている人だ。電車が遅れただけで怒る人もいるんだなあといつも思う。あるとき,「これだけ遅れたんだからJRは定期代1日分返金しろ!」と訴えている人がいた。その時僕が思ったのは,そもそも電車の運賃には『定刻通り乗客を送り届けること』を保証する料金は含まれているのか?ということだった。

調べてみたら,原則的に特急券や指定席の代金以外は払い戻しされないようだ*1。運賃はあくまで移動にかかる料金だけで,定刻通りに到着することは保障していないということだろう。それでも遅延した電車に文句を言う客が出てくるのは,彼らがそのことを認識していないから,というのも一因として存在するのだろう。

何にどんな料金がかかっているか明記していないと客に追求される

JRの場合は運賃は移動にかかわる料金だけですよという態度を明確にしているようだが,料金に何が含まれるのかをあいまいにしてしまうことは客の追求に対する隙を与えてしまうことにならないだろうか。

例えばIT系にかかわるエンジニアの愚痴としてよく出てくるのが,顧客の急な仕様変更だ。それって契約時に後からの仕様変更について取り決めておかなかったの?と思ってしまうケースが僕の周りには見られる(一般的にどうなのかは知らない)。エンジニアが働いた分を人件費として顧客からもらっているんだったら,仕様変更によって後戻りが発生して工数が増えてしまったら,見積もり時と違うコストが発生して利益がどんどん減ってしまう。そういうことを避けるための予防策って打っていないのだろうか。「後戻りは別料金ですよ」という契約ってできないのだろうか。

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固定IP/DHCPの切り替えをバッチで実行する方法

職場では基本的に固定IPなのだが、一部の会議室ではDHCPに切り替えないといけないという糞仕様になっている。その度に切り替えるのは面倒なのでバッチ化した。以下そのメモ。

バッチの中身

以下をコピペしてバッチ化すれば完了。「管理者として実行」する必要がある。Runasコマンドを使えばいけると思うけど面倒なのでそもままにしてある。Ctrl + Shift + Enterで実行できるっぽいし。

固定IPへ切り替え

netsh interface ip set address "ローカル エリア接続" static <IPアドレス> <サブネットマスク> <デフォルトゲートウェイ> 
netsh interface ip set dns "ローカル エリア接続" static <DNSサーバ> primary
netsh interface ip add dns "ローカル エリア接続" <DNSサーバ>
 

DHCPへ切り替え

netsh interface ip set address "ローカル エリア接続" dhcp
netsh interface ip set dns "ローカル エリア接続" dhcp

参考

【Windows】netshコマンドでTCP/IPのパラメータを設定する:Tech TIPS - @IT

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いい加減に「社会人」という差別的な呼称はやめよう

僕は「社会人」という呼称が嫌いだ。その響きに醜悪な差別的印象すら受ける。一般に「社会人」といったら「会社員」のことだ。「学生」と対比して使われることが多いと思う。

「社会に出たら…」という言い回しも嫌いだ。学校は社会ではないのか?学生が知らないのは社会じゃなくて会社だろう。第一,関わる人間の範囲で言えば下手なサラリーマンよりも大学生のほうが広いはずだ。大学内だけで同世代の色々な人間と関わるし,教員や職員とも関係性を持つ。学会に出れば日本中の同分野の学生・プロの研究者と交流するし,国際学会なら日本人に留まらない。大学院だと働きながら学位を取得する人達と議論を交わすことも多いし,飲食店などでアルバイトをすれば様々な階層の人と関わることになる。大学生は違う価値観を持った様々な世代・人種と関わる。どちらかというと会社員の人間関係のほうが密度は高いが狭い。一般にそうであると言うことはできないが,僕の場合は大学にいたころより就職した後のほうが交流関係が狭くなった。

人間関係の範囲は重要ではないのかもしれない。学生と会社員では追う責任が違う。だがそれが「社会人」条件なのだろうか。

もちろん自分の生活費を自分で稼ぐという責任の重要性を学生に説くのは悪いことだとは思わない。労働は尊いものだと思うし,それがなければ社会は維持できない。だが働いてなければ社会人ではないのか?学生や専業主婦や年金暮らしの高齢者や病気で休職している人は社会の構成員ではないのか?そうすると日本人の約半数は社会人ではないということになるが,その定義を無批判に受け入れていいのか?

「社会人」という呼称は大人か子供という二元論でしか考えられない狭量な価値観に染まっているようですごく嫌らしい。何よりそれを学生に向けて使うのは,「君たちは社会的にはまだ人間じゃないんだよ」と言っているような気がしてすごく嫌だ。単に先発の電車に乗ったから先に目的地に着いただけなのに,まだ到着していない人を指さして「未熟だ」と言っているようだ(例えが悪い)。彼らは社会人としての責務を果たすために学んでいるのではないのか?教育にはそういう目的もあるはずだ。

なんだか勢いで書いてしまったのでとりとめのない文章になってしまった。「社会人」という呼称がなくなればいいなぁ。

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